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「思い出の値段は、金額と比例しない。」|0円の虫取りの話

思い出の値段は、金額と比例しない。子どもの記憶に残る体験 節約・家計管理
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休日、子どもをどこに連れていくか、悩んでいませんか。

  • 毎週どこかに出かけると、それだけで出費がかさむ
  • かといって家にいると、子どもがかわいそうな気がする
  • 「お金をかけないと、いい思い出にならないのでは」と思ってしまう

わが家も、ときどきそう思います。

でも先日、かかったお金は0円なのに、子どもがいちばん楽しそうだった休日がありました。

削るのはムダだけ。思い出は削らない。——でも、思い出にお金がいるとは限らない。そう気づいた日の話です。

日曜の朝、「虫取りに行きたい」

ある日曜の朝、子どもが突然言いました。

「虫取りに行きたい!」

聞けば、近所の子に教えてもらった空き地があるそうです。親の知らない遊び場を、子どもは子ども同士で共有しているんですね。親の情報網より、子どもの情報網のほうが、たぶん優秀です(笑)。

その空き地で虫を探して、終わったら近所の公園へ。そこでも虫取りをして、遊具でひとしきり遊んで、帰ってきました。

かかったお金は、0円です。 帰ってきたら、汗と土だらけでした。

スマホもゲームもある時代に、虫と土に触れて遊ぶ習慣が、子どもの中にちゃんと残っている。それが、なんだかうれしかった午前中でした。

「似たようなの、持ってるじゃん」「そうだっけ?」

この日、ふと思い出したことがあります。

おもちゃ売り場などで、子どもが「これ欲しい!」と言ったとき、「似たようなの、持ってるじゃん」と返すと、「そうだっけ?」と言われることが、しばしばあるんです。

買ってもらった瞬間は、すごく喜んでいた。でも、そのあとは意外と覚えていない。

一方で、虫取りや、一緒に出かけた場所のことは、何度も話題に出てきます。「またあの空き地に行こう」「あのときの虫、大きかったね」と。

一瞬の喜びは、モノのほうが大きい。でも、記憶に残るのは体験のほう。

どういう仕組みなんだろう、と思って調べてみたら、心理学の研究でも、モノより体験にお金を使ったほうが、満足感が長く続くという結果があるそうです。モノはすぐに「あるのが当たり前」になる。体験は、思い出すたびに、もう一度楽しめる。

なるほど、と思いました。

5万円のSwitch2と、0円の虫取り

実は、月曜にSwitch2を家族で買って半年の話を書きました。5万円の買い物です。

5万円のSwitch2と、0円の虫取り。 金額は比べものになりません。でも、子どもの満足度は、たぶん同じくらいでした。

そして、ふたつには共通点がありました。

Switch2 → よかったのは「親子が同じ熱量で遊べた」こと
虫取り  → よかったのは「一緒に体験した」こと

どちらも、「一緒にやった」ことが記憶に残っている。 金額ではありませんでした。

もしSwitch2を買って、子どもだけで遊ばせていたら。たぶん、ほかのおもちゃと同じように「そうだっけ?」になっていたと思います。

思い出の値段は、金額と比例しない。 比例するのは、一緒にいた時間の濃さなのかもしれません。

わが家の0円の休日

とはいえ、わが家も毎週うまくやれているわけではありません。正直に書くと、0円の休日のレパートリーは少ないです。

  • 近所の大きめの公園に行く
  • 家でゲームをする(これは0円ではないですね…)
  • それぞれの時間を過ごす

3つ目は、わが家の子どもたちの得意技です。タブレットで遊んだり、ひとりで何かを作っていたり、テレビでYouTubeを見ていたり。ひとりの時間も、けっこう楽しめるタイプなので、正直とても助かっています。

いつも親が何かを用意しなくても、いい。 子どもが自分で楽しめる時間も、大事な休日だと思っています。

だから、体験には惜しまない

この日から、あらためて思っています。

いろいろな体験を、させてあげたい。

わが家は、発表会や習い事にお金を出す理由として、「経験を通して、子どもが自分の好き・嫌いを見つけてほしい」と書いてきました。新しい体験の中にしか、新しい「好き」との出会いはないからです。

その体験は、お金がかかるものでも、0円のものでもいい。

削るのは → 「似たようなの持ってるじゃん」と言いたくなるモノ
削らないのは → 一緒にやる体験(お金がかかっても、かからなくても)

家計の線引きが、この日またひとつ、はっきりしました。

まとめ:一緒にやったかどうか

  • 日曜の朝、近所の空き地と公園で虫取り。かかったお金は0円
  • 買ったモノは「そうだっけ?」と忘れるのに、体験は何度も話題に出る
  • 心理学でも、モノより体験のほうが満足感が長く続くらしい
  • 5万円のSwitch2も、0円の虫取りも、記憶に残ったのは「一緒にやった」こと
  • 0円の休日のレパートリーは、正直少ない
  • 削るのはモノ、削らないのは一緒にやる体験

思い出の値段は、金額と比例しない。一緒にいた時間の濃さと比例する。

次の休日、近所で「子どもだけが知っている場所」を聞いてみませんか。案内してもらうだけで、きっと0円の思い出になります。それがスタートです。

最後にお願いです。 わが家の0円の休日はレパートリーが少ないので、みなさんの「お金をかけない休日の過ごし方」、よかったらコメントやXで教えてください。本気で参考にします(笑)。

📎 5万円のほうの思い出は、Switch2を家族で買って半年|親子が、同じ熱量で遊べたに書きました。
📎 「経験への投資」の考え方は、発表会に1万円。それでも出す理由にまとめています。

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