スマホ代、ご家族でいくら払っていますか?
- 家族だから、なんとなく同じ会社でまとめている
- 家族割があるから、たぶんこれが一番安いはず
- 格安SIMは気になるけど、手続きが面倒でずっと後回し
ひとつでも当てはまったなら、この記事はあなたのために書いています。
わが家は夫婦で、あえて別々の格安SIMを使っています。わたしは楽天モバイルで月2,178円、妻はHISモバイルで月990円。夫婦2人で、合計3,168円です。
でも、この記事でいちばん伝えたいのは金額ではありません。「家族は同じ会社でまとめたほうが得」という思い込みを、一度だけ疑ってみませんか、という提案です。
削るのはムダだけ。思い出は削らない。——わが家にとってスマホ代は、迷わず削っていい”ムダ”でした。
わが家のスマホ代は、夫婦で月3,168円
まず、実額から公開します。2026年8月時点の、わが家の請求です。
| 回線 | データ量 | 月額(税込) | |
|---|---|---|---|
| わたし | 楽天モバイル | 〜20GB | 2,178円 |
| 妻 | HISモバイル | 7GB | 990円 |
| 合計 | 3,168円 |
大手キャリア時代(わたしはau、妻はソフトバンク)と比べると、こうなります。
| 当時(推定) | 現在 | |
|---|---|---|
| 夫婦2人のスマホ代 | 10,000円以上 | 3,168円 |
| 差額 | 月およそ7,000円 | |
| 年間 | およそ84,000円 |
ひとつだけ正直に書いておきます。大手をやめたのは10年以上前で、当時の明細は手元に残っていません。「1万円超」は、今の大手キャリアの料金水準から見た概算です。
それでも、毎月の請求が3,168円で収まっているのは事実。年8万円といえば、わが家なら家族旅行が一度いける金額です。
なぜ夫婦で「別々の会社」にしたのか
ここがこの記事の核心です。仲が悪いわけではありません(笑)。使い方が違うから、分けたほうが安かった。それだけです。
理由①:楽天モバイルは「3GBの次が20GB」だから
楽天モバイルの料金は、使ったデータ量で段階的に上がる仕組みです。ありがたい仕組みなのですが、ひとつクセがあります。
3GBを超えると、次の段階が20GBなんです。
つまり月4GBしか使わない人も、19GB使う人も、同じ料金になります。妻のように「毎月4〜5GBくらい」という使い方だと、使っていない容量にお金を払うことになってしまう。
だから妻は、楽天モバイルにしませんでした。
理由②:妻は自宅で仕事をするから、7GBで足りる
妻はハンドメイド作家で、基本は自宅で作業しています。家にいる時間が長い=通信のほとんどが家のWi-Fiです。
ただ、イベント出店などで外に出るときは、決済や連絡でそれなりに使います。少なすぎるプランにして、出先で足りなくなるのはストレスですよね。
そこで選んだのが、HISモバイルの7GB・月990円。「普段は余るけど、出先で困らない」——ちょうどいい一枚として様子を見ています。
理由③:わたしは楽天経済圏だから、変えない
一方のわたしは、楽天カード・楽天銀行・楽天証券をまとめて使っています。回線をよそに移せば月に数百円は下がるかもしれませんが、ポイントの貯まり方まで含めると、わが家では楽天モバイルのままが合っています。
回線単体の安さだけで決めない。 これがわたし側の結論です。
「家族は同じ会社が得」は、思い込みかもしれません
大手キャリアには家族割があります。だから「家族でまとめる=得」という感覚は、わたしにも長くありました。
でも、冷静に考えるとこうです。
- 家族割は、元の単価が高いことが前提の割引
- 格安SIMは、そもそも1人あたりが安い。まとめる必要がない
- 家族はひとりずつ使い方が違う。同じプランに揃えると、誰かが必ず損をする
わが家がやったのは、難しいことではありません。よく使う人(わたし・20GB)と、あまり使わない人(妻・7GB)を分けただけです。
「家族なんだから同じ会社で」と考えていた時期は、妻の分まで、使わない容量にお金を払っていたことになります。
乗り換えは30分。「面倒くさい」は、もう昔の話
たぶん、みなさんがいちばん気にするのは金額ではなく手間ですよね。ここは正直にお伝えします。
以前は、乗り換え前の会社に電話して「MNP予約番号」をもらう必要がありました。つながらない、営業時間内しかダメ、引き止められる——ここで心が折れた人も多いはずです。
今はMNPワンストップという仕組みができて、多くの場合その電話は不要になりました。手続きが面倒だった時代の記憶で止まっている人ほど、損をしています。
わが家がやったことは、これだけです。
- ネットで申し込む(本人確認書類をスマホで撮って送るだけ)
- SIMカードが届くのを待つ
- 届いたら差し替えて、案内どおりに開通
順調にいけば、作業時間は30分もかかりません。
なお、カードを使わない「eSIM」なら、到着を待たずに即日で乗り換えられるようです。ただしわが家は物理SIMなので、ここは実体験ではありません。気になる方は各社の案内をご確認ください。
先に知っておくとラクなのは、この4つです。
- 申し込みからSIM到着まで数日かかる(当日は開通しない)
- 今の端末を使うなら、対応バンドやSIMロックの確認が必要
- キャリアメール(@docomo.ne.jp など)はそのままでは使えなくなる
- 手続きの日は、少し時間に余裕がある日を選ぶと安心
向いている人・やめたほうがいい人
わが家のやり方が全員に合うとは思いません。チェックリストにしました。
✅ 向いている人
- 家族の中で、データ使用量に大きな差がある
- 自宅にWi-Fiがあり、外ではあまり使わない家族がいる
- 3年以上、同じ会社のまま見直していない
- 楽天経済圏(カード・銀行・証券)を使っている
- 固定費を、まず1つだけ削りたい
⚠️ やめたほうがいい人
- キャリアメールを仕事の連絡先にしている
- 平日のお昼に、外で大容量の通信をする(混雑時間帯は速度が落ちます)
- 店舗で相談しながら進めたい
- 端末の分割払いが大手キャリアに残っている
当てはまるものが多いなら、無理に動かないほうがいいと思います。節約は、生活が回らなくなったら失敗です。
わが家のルール:妻の回線は1〜2年ごとに見直す
最後に、続けるためのコツを。
妻の回線は「価格だけがメリット」と割り切っているので、1〜2年ごとに見直す前提にしています。実際、使用量が5GB前後で落ち着いてきたら、5GBプランのある他社に移ることも検討中です。
見直しの手順はシンプルです。
- 直近3ヶ月のデータ使用量を確認する(各社のマイページやスマホの設定画面で見られます)
- その平均に1〜2GB足したくらいのプランを選ぶ
- 差額が月500円以上出るなら、乗り換えを検討する
一方、わたしの回線は楽天経済圏とセットなので、当面は見直しません。家族全員を毎回見直す必要はないんです。動かす人と、動かさない人を決めておく。それだけで、固定費の管理はぐっとラクになります。
※料金はいずれも2026年8月時点のわが家の請求額です。最新のプラン内容は各社の公式サイトでご確認ください。
まとめ:「家族だから同じ会社」を、一度だけ疑う
- わが家のスマホ代は、夫婦で月3,168円(楽天モバイル2,178円+HISモバイル990円)
- 大手時代と比べると、月およそ7,000円・年およそ84,000円の差
- 別々にした理由は仲の問題ではなく、使うデータ量が違うから
- 乗り換えの手続きは、順調なら30分もかからない
- 家族全員を見直さなくていい。動かす人だけ動かす
「家族だから同じ会社で」。この一言を疑うだけで、年間8万円が動くこともあります。
まずは今月の請求額と、家族それぞれのデータ使用量を見てみてください。そこがスタートです。
スマホ代のほかにも、気づかず払い続けている固定費はあります。わが家が実際に削った固定費は、こちらの記事にまとめています。



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