「もっと早くやればよかった。」|固定費見直しで月5,000円浮いた話 

節約・家計管理

「節約しなきゃ」と思ったとき、多くの人がまず食費や日々の買い物を削ろうとします。でも、毎日コツコツ我慢するのは正直しんどいですし、なかなか長続きしませんよね。わが家がたどり着いた答えは、「まず固定費を見直す」ことでした。

固定費とは、保険・ネット回線・スマホ代など、毎月決まって出ていくお金のこと。ここを一度見直してしまえば、あとは何も我慢しなくても、毎月自動的に支出が下がり続けます。電気代や水道代をこまめにケチるより、大きな固定費を一度減らすほうが、ずっとラクで効果も大きいのです。

そこでわが家では、2026年に入ってから「火災保険」「ネット回線」「スマホ」の3つを実際に見直しました。結果、月にしておよそ5,000円ほど浮く計算に。この記事では、それぞれ何をどう変えたのか、やってみて何を感じたのかを、正直にお話しします。「固定費、気になってはいるけど手をつけられていない」という方の、最初の一歩になればうれしいです。

固定費の見直しは「一度やれば一生効く」

固定費の見直しが優れているのは、一度やれば効果がずっと続くことです。

食費の節約は、毎日スーパーで頭を使い、買うものを我慢して、ようやく数百円。しかも次の日もまた同じ努力が必要です。一方で固定費は、一度手続きをすれば、あとは何もしなくても毎月自動的に安くなり続けます。同じ「節約」でも、かかる労力とリターンがまるで違うのです。

だからこそ、わが家は今年、思い切って3つの固定費に手をつけました。順番に紹介していきます。

① 火災保険:5年契約で約4分の1に

最初に見直したのは火災保険でした。

きっかけは、ある有名なYouTuberの発信です。「火災保険の補償内容は、多くの人が必要以上に手厚く契約してしまっている」といった話を聞いて、ふと自分の契約を見直してみる気になりました。

そこで気づいたのが、わが家の火災保険は、家を建てたときにハウスメーカー紹介の保険会社で、勧められるまま加入していたということ。改めて中身を見ると、わが家には必要のない高い補償額で契約していました。まさに「無知って怖い」と痛感した瞬間です。

そこで、保険会社と補償内容をまるごと見直したところ、5年契約で保険料がおよそ4分の1にまで下がりました。しかも、もとの保険は1年分が残っていたので途中解約したのですが、その返金額に1万円ほど足すだけで、新しいプランを5年契約できてしまったんです(笑)。早く見直すほどお得だった、という分かりやすい例でした。

※なお、保険に必要な補償は、住んでいる地域や家の状況、考え方によって人それぞれです。地震保険を含め、「何が必要か」はご家庭ごとに違うので、見直す際はご自身の状況に合わせて、必要なら専門家にも相談しながら判断してくださいね。

② ネット回線:月5,700円 → 4,700円

次に見直したのが、自宅のネット回線です。

もともとは「スターキャット」を使っていましたが、「@スマート光」に乗り換えました。手続きは思ったより簡単で、ネットで申し込んで、あとは開通工事が必要かどうかをメールで確認する程度。特に面倒な手間はありませんでした。

これで月額が5,700円から4,700円になり、毎月1,000円の節約に。使い勝手は何も変わらないのに、ただ乗り換えただけで安くなったので、これは本当にお得でした。

③ スマホ:月2,000円 → 900円

そして、いちばんおすすめしたいのがスマホです。

わが家は「Y!mobile」から「HISモバイル」に乗り換えました。これで月2,000円だった料金が、なんと900円に。半額以下です。

ちなみに、わが家は夫婦で別々の格安SIMを使っています。
妻はHISモバイル、わたしは楽天モバイル。
使い方に合わせて選べるのも、格安SIMのいいところです。

格安SIMにして困ったことは、ほぼない

「格安SIMは通信が不安」という声をよく聞きますが、ヘビーユーザーでないわが家では、特に困ることはありませんでした。

そもそも格安SIMは、au・ドコモ・ソフトバンクといった大手キャリアの基地局(電波)を借りて使っているので、通信品質は実際それほど問題ありません。もちろん、ネットにかじりついて誰よりも速く取引する必要があるような人には向かないかもしれませんが、ふつうに使う分には十分です。

むしろシニア世代こそ、見直してほしい

個人的に強く思うのは、シニア世代こそ格安SIMを使ってほしいということ。

実は、私が両親のスマホ契約を見直してあげたところ、月々5,000円も安くなりました。これって、両親が大好きな温泉旅行に、年に数回行ける金額です。使い方が変わらないのに、浮いたお金で楽しみが増える——こんなにうれしい節約はありません。

見直してみて感じたこと

3つ見直してみて、いちばんの感想は「思っていたほど面倒じゃなかった」ということ。そして「それでお小遣いや運用に回せるお金ができるなら、もっと早くやればよかった」という後悔にも似た気持ちです。

繰り返しになりますが、電気代や水道代をこまめにケチケチするより、大きな固定費を一度減らすほうが、家計へのインパクトは断然大きいです。「面倒くさそう」という思い込みだけで損している人は、本当に多いと思います。

次に狙うのは「電力会社の見直し」

残る固定費は、電気です。わが家は太陽光発電の売電があるおかげで、これまで電気代の高さをそれほど感じてきませんでした。ただ、その売電の期間もいずれ終わるので、そのタイミングで電力会社やプランを見直す予定です。固定費の見直しは、これからもまだまだ続きそうです。

まとめ:固定費は「気づいたとき」が見直しどき

固定費の見直しは、一気に全部やる必要はありません。わが家も、火災保険・ネット・スマホと、できるものから一つずつ手をつけてきました。

大切なのは「気づいたときが、見直しどき」だということ。今年わが家は、月5,000円ほどを我慢ゼロで浮かせることができました。同じように「なんとなく払い続けている固定費」がある方は、ぜひ一つだけでも見直してみてください。きっと「もっと早くやればよかった」と思うはずです。

固定費を見直して浮いたお金は、ぜひ将来のための積立にまわすのがおすすめです。子育て家庭の新NISAの始め方は、こちらの記事でくわしく紹介する予定です。

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